義実家で夕飯の用意をさせられている時、トメが後ろに張り付いて文句をつけてきた。
「嫁子ちゃん（私）、お浸しはきちんと根元揃えて等間隔に切らないと…」
「嫁子２ちゃん、ずいぶんカマボコ厚切りなのね。お酒のつまみだから薄めに切って数がある方がいいのに…」
きちんと揃えています、これから切れ目を入れて梅肉を挟むんです、と言っても
「でもねぇ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾈﾁﾈﾁﾈﾁﾈﾁ…」
（何故か料理の切り方から、いかに自分が大トメにいじめられたかという話にシフト）

うっとおしいので無視しながら作り終わり、さて食べましょうか、となった時にもまた
「やっぱりお浸しがバラバラになってるわよ～？だってもし今ご近所さんが来てこれ見られたらだらしないって思われちゃうもの～」
と言ってきた。 なので
「じゃあトメさんのお葬式の時には定規で測ったおひたしを出しますから、今日はこれで我慢してください」
と言ってしまった。