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27: 恋人は名無しさん 2013/09/25(水) 22:20:17.93 ID:jmEqzUjk0
彼がちょっとずれていた。
「久しぶりに会いたい。タイミング逃してあげられなかった誕生日プレゼント用意して待ってる。」
と言われ、新幹線の距離の彼のところへ。
駅で彼が渡してくれたのは、双頭の鷲の紋章の入った、黒い紙袋。
甘いもの好きな自分のためにわざわざ……と感激して中を開けたら、
中身はスーパーオリジナルブランド(トップバリュとかセブンアンドワイのような)の菓子類の詰め合わせ。
確かに彼の仕事はそのスーパーに些か関係があるが、ホワイトデーもこれだったな…と微妙な気持ちに。
(ちなみに、私が住んでいるところにもそのスーパーはある。)
それでも久々に会えたのはすごく 嬉しかったし、彼は元々イベントごとに関心が薄くて、
いわゆる小洒落た店などには興味が無い人だったから、これも彼らしくて可愛いとすら思えた。
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